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アビリティの原点(偉そうにすみません。)

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2026/6/6 [Sat] 20:12 UPDATE

はじめまして。アビリティ代表のつよしです。

八王子で生まれ育ち、気が付けば八王子歴40年以上になりました。

現在は八王子を拠点に、ブレイキンスクール「アビリティ」を運営しています。

このブログでは、ブレイキンの技術や練習方法だけでなく、私たちが大切にしている指導の考え方や、子どもたちの成長についても発信していきます。

「ブレイキンって難しそう…」

「運動が苦手だけど大丈夫かな?」

「初めての習い事で不安…」

そんな方にも安心していただけるような内容をお届けできればと思っています。

まずは、私がブレイキンと出会い、今の指導の原点となった話をさせてください。

 

私は子どもの頃から失敗ばかりでした。

中学生の頃は人間関係がうまくいかず、不登校を経験し、転校も3回しました。

高校に入ってからも自信は持てず、結局高校を辞めて定時制高校へ進むことになります。

当時の私は、何をやっても続かない。

何をやっても自信がない。

いつも周りの目ばかり気にしていました。

そんなある日、ふと小学生の頃に母が見せてくれたオリンピックの器械体操を思い出しました。

「なんか、ああいうのやってみたいな。」

でも、体操を始める方法なんて分かりません。

その時、なぜか頭に浮かんだのがブレイクダンスでした。

本当にそれだけです。

そこでガラケーの掲示板サイトに、

「ブレイクダンスをやりたいです。教えてください。」

と投稿しました。

すると返信が来ました。

「週末、水道橋でやってるからおいでよ!」

今でも覚えています。

嬉しさと不安が半々でした。

「続くかな」

「変な人たちじゃないかな」

そんなことを考えながら水道橋へ向かいました。

 

そこにいたのは大学生くらいのお兄さんたちでした。

当時の私から見たら、みんな本当にすごかった。

ウィンドミルができる人もいて、

「すげー!!」

と目を輝かせながら見ていました。

最初に教えてもらったのはチェアーと6歩。

夢中で練習していると、一人のお兄さんが声をかけてくれました。

「君、うまいね!」

その瞬間のことは今でも忘れられません。

たぶん、お兄さんにとっては何気ない一言だったと思います。

でも16歳だった私には違いました。

人生で初めてと言っていいくらい、人に褒められた瞬間でした。

それまでの私は、

「できてない」

「向いてない」

そんな言葉の方がずっと多かったからです。

だから、

「君、うまいね!」

その一言が信じられないほど嬉しかった。

 

そして私は、その次の週まで毎日練習しました。

毎日8時間以上。

チェアー。

6歩。

ひたすらチェアー。

ひたすら6歩。

でも不思議と苦しくありませんでした。

今思えば、あれは努力ではありません。

人生で初めての

“夢中”

という感覚でした。

もっとやりたい。

もっと上手くなりたい。

ただそれだけ。

気が付けば何時間も経っている。

そんな毎日でした。

 

今になって思います。

もしかしたら、お兄さんは本当に私が上手いと思ったわけではなかったかもしれません。

ただ励まそうとしてくれただけかもしれません。

それでもよかったんです。

あの一言があったから、

「自分にもできるかもしれない」

そう思えたからです。

 

私は今でも指導をするときに、この経験を大切にしています。

子どもたちは技術だけで成長するわけではありません。

自信で成長します。

誰かに認められた経験で成長します。

「できた!」

「先生見て!」

「もう一回やる!」

そんな瞬間の積み重ねが、大きな成長につながっていきます。

だからアビリティでは、技を教えるだけではなく、一人ひとりの小さな成功体験を大切にしています。

 

私の指導の原点は、水道橋で出会ったお兄さんの一言です。

「君、うまいね!」

たったそれだけの言葉でした。

でも、その言葉が人生を変えました。

もし今、自信がなくても大丈夫です。

最初から上手な人なんていません。

私も、自信のない16歳の少年でした。

ブレイキンは技を覚えるだけではなく、

「できるかもしれない」

という気持ちを育ててくれるものだと思っています。

このブログを通して、そんなブレイキンの魅力やアビリティの考え方を少しずつお伝えしていければ嬉しいです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

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